令和3年度税制改正大綱(令和2年12月10日)で、「相続税・贈与税のあり方」として「資産移転の時期の選択に中立な相続税・贈与税に向けた検討」というテーマが盛り込まれました。「過度な生前贈与で相続税制に弊害がでているのではないか」と私には読めました。相続税と贈与税を一体的にとらえて課税するという議論はこれまでも何度も浮かんでは消えを繰り返してきました。でも今回は現実味があるような、気がしてます。ITインフラの普及も後押ししているように思います。
110万円の控除をあてにして贈与を繰り返すのも、そのうち「そんな時代もあったなあ・・」という思い出に変わってしまうかもしれません。
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