20年近く関与させていただいている個人事業のお宅の話です。
夏冬恒例の専従者の賞与相談で伺いました。5年ほど前から息子さんが専従者になってお父さんと一緒に働いています。事業主のお父さんの評価はいつも厳しくて、やんわりなだめるのが私のいつもの仕事になっていました。
今年はコロナ禍の影響か、少し業績低めでした。内心「今冬の賞与は渋めでもやむなし・・」と思いつつ交渉に臨んだのですが、意に反して「あいつもよくやってるから」とのお言葉と査定アップの評価でした。
事業承継には5~6年かかると言われます。譲る側の事業主の覚悟や後継者の自覚の醸成、現事業主と後継者がひとつの事業の中で共生するためのバランス調整、後継者の技術的向上と現事業主の老化など、事業承継に伴う問題には解決に時間がかかるものが多いです。早めの着手が功を奏します。
2~3年前には「承継できるのかな」と奥様と心配したものですが、無事着地が見えてきました。長い経営経験をもつ事業主も、これから経営者になっていかねばならない後継者も、経営環境の変化への対応は経営者の腕の見せ所ですもんね。時間の制約がなければ、余裕で乗り越えていけますね。
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