クラウド会計のfreeeを使って決算やってみました。というか、1年分の会計データ入力が終わったということなのですが。
以前も書いた通り、会計経験者には敷居の高いツールなのですが、1年分入力を終える頃にはだいぶ慣れてきて、ストレスも軽減されてきました。現金支出の領収書やレシートはスキャナで読み込み、画像をアップロードし、AI・OCRの予測を参考にしながら取引を登録し、カードや通帳はAPI連携から自動生成された仕訳をポチポチと登録し、たまにAI・OCRが読み間違えた日付を修正しながら、なんとか1事業年度分入力を終えました。
決算仕訳は、振替伝票入力からの入力なので、わりと違和感なく入力できました。消費税の税率区分の登録確認は「消費税区分別表」という画面があり、各勘定科目毎のそれぞれの税率の取引金額が集計されています。事務用品費に軽減税率8%の取引があれば、「アレ?」とわかるという仕組みです。その「アレ?」と思った金額をクリックすればその取引へ飛ぶことができます。他の会計ソフトでもできる機能ですが、便利な機能です。消費税申告書も作成できるのですが、申告書作成の元データとなる消費税区分別表をデフォルトで出力するとちょっと頼りない。消費税区分別表「税区分ー勘定科目」を出力して保管することにしました。
未払金関係はカードをAPI連携させてあればほとんど全部が自動登録済みなので、これは楽でした。
新事業年度からは、請求書もfreeeで発行し始めました。新事業年度の目標は、売掛金の計上や入金消込の自動化です。
1年間付き合ってきたことで、チャットによるサポートサービスの利用も少し慣れてきました。とにかく、こういうツールは使い込むことで、手に馴染んでくるものなので、根気よく付き合っていこうと思っています。少しずつですが、関与先様にもご案内させていただいています。
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