クラウド会計freeeを使っての2回目の決算が終わりました。
API連携で通帳やカード利用明細のデータが漏れなく登録されたり、AI-OCRで現金支出の領収書が自動仕訳されたり。初めの頃は「余計なことを・・・」と思ったところも、だんだん付き合い方がわかってきて阿吽の呼吸で仕事を進められるようになってきました。決算の仕上りも去年より10日ほど早かったようです。
請求書発行もfreee内の機能で行うようになりました。API連携の通帳データとの消込みもAI(?)のサポートを受けながら消込できてます。ただ、従来の手作業による売掛管理も並行していますが。
現金支出はなるべく減らして、カード決済をしっかり利用する方がクラウド会計をより効率的に使えるようです。以前は、証憑との突合せの手間から経費のカード決済はあまりお勧めしないスタンスだったのですが、漏れなく登録してくれるのなら人間は取引内容の確認だけすればよいわけで、作業環境が変われば言うことも変わってくるもんですね。
ダメだった点。私が利用している信金のAPI連携がときどき勝手にログアウトして自動連携できなくなります。ときどき手動で信金のWEB口座にログインしてやらないといけません。AmazonのAPI連携も同じようなことが起きます。これはfreee側の問題でなく、信金等のメンテナンスの事情によるものと勝手に解釈しています。信金さんは45日分ほどしか取引データを遡及して同期されないので、ログアウトしたまま2カ月経過すると「通帳取引の100%同期」は担保されなくなります。同期漏れの取引は、自分で仕訳入力可能なのですが、そもそも「仕訳入力を行わなくてもよい設計思想」に基づくシステムなので、仕訳入力は想像以上に重たい作業を強いられます。マメにfreeeを開くのが吉です。
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